
この敗戦で鹿島アントラーズの最も重要な年間目標だった「Jリーグ優勝」の可能性が消滅した。
だのに、何だろうこの淡白さは?
監督よ、調子はどうだい?
試合中にグループリーグ突破が濃厚だと分かり、残り時間の「戦い」を無様に放棄したこと、
カップ戦ファイナルの調整の為に、リーグ優勝の可能性を最後まで諦めない「戦い」を3試合も放棄したこと、
どれも、オレが13年愛した鹿島アントラーズの「誇り」からすれば、絶対に絶対に許されないこと。 でも、世界一の監督の考えることだ、きっとソレが「世界標準」で「最先端のフットボール戦略」なんだろうな。
次の試合、これだけの犠牲を払って迎えるナビスコカップファイナル、
きっと自分には想像もできないような「世界レベルのアウトゥオリ・マジック」を披露してくれるのだろう。
アントラーズの「誇り」を信じるオレからすれば、いくら「タイトル獲得のため」とはいえ、とうてい受け入れることができないクソッタレな「マジック」だけど、次の1試合だけは、そのクソッタレを、心から信じよう。 最低でも勝て。 これでカップウイナーの座を手に入れてもクソッタレなことには変わりがないが、それでも監督のクソッタレっぷりを信じる。 クソッタレなアウトゥオリが、クソッタレなマジックを計算通りに炸裂させてくれることを、本当に強く信じる。 そのために、出来る限りのサポートをしてやろうクソッタレ!
大分戦の試合後、空港へ向かう選手バスに、「SPIRIT OF ZICO」の横断幕を掲げた。 いつもはカーテン締め切って音楽聴いたりケータイいじったりで、バスの外のファンなど目もくれない選手たちだけど、昨日は珍しく、多くの選手が目を向けてくれていたらしい(他の人に聞いた話、自分は横断幕の裏にいたから)。 だから何だってんだ? それを目にしただけで選手が奮起してくれるってのか? 崩壊したチームが元に戻るのか? でも、自分に出来ることは、こんなちっぽけなことだけだ! 別府温泉最高!